青写真

明日の松江少年少女発明クラブは「青写真(日光写真)」をやってみようと思う。

昔は小学校でも青写真を使うことがあったが、最近はどうなのだろう。たぶん「ない」と思われる。なぜなら、青写真の感光紙自体なかなか入手しにくくなっているからだ。

明日のお天気は「くもり後晴れ 明け方まで雨」ということなのでクラブの時間(午後)はまあ大丈夫だろう。青写真については以前から体験させたいと思っていたが、雨の多い山陰地域、天候の不安もあり、躊躇することもあった。そして明日、ようやくそれを行う。

青写真は1840年代に開発された技術らしいので、もう200年近く前の技術だ。現在の映像技術からすれば、もう顧みられることのない技術なのかも知れないが、アートの世界、例えば青写真を使ってのスクラップブッキングなどもおもしろいのではないだろうか

感光紙は、ヨドバシカメラで20枚セットが数千円と決して安くはないが、まだ入手可能だ。

そして明日はデジタルカメラで撮影した写真からインクジェットプリンタ用のOHPペーパーに印刷することでネガをつくり、それから青写真に焼き付けることを考えている。青写真でも普通の写真が作れるということも体験してみて欲しいから。

ネガを作る部分は、フリーのDTPソフトScribusであらかじめ準備しておけばあっという間にできる。「グレースケール」と「反転」の画像エフェクトをかけた画像のページを用意しておき、その画像だけ入れ替えればよいからだ。

cyanotype

これは、中判カメラのネガからのベタ焼き

 

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